去る7月11日（水）、高度電気工学科1年次を対象に、牧野電設株式会社様のご厚意により、新築工事現場を見学させていただきました。 「電気工事実習」科目のケーブル配線実習が終了したばかりの1年生たちにとって、最新のマンション建設においても同じケーブル・手法が利用されていることを実際に見ることで、学んでいることの重要性を改めて実感できる授業となりました。施工後には滅多に見ることのできない電気工事の現場だけに、学生たち一人ひとりが、配線の構造や接続箇所など熱心に観察を続けていました。 見学会では、実際の工事現場において、基礎・内装・給排水などの工事を担当する企業が複数にわたり関与していることが伝えられました。電気工事の知識だけでなく、建設に関わる多種多様な工事に精通する知識も重要であることや、他業者とのコミュニケーションをとることの大切さも語られました。そのため、学生たちのレポートには、「コミュニケーションの大切さ」についての記載が多く見受けられました。そのほかには、作業の効率化や期限内に作業をどのように完遂させるかの工夫などに注目するレポートもあり、実際の工事現場で働く時のイメージも掴みはじめていたようでした。 学内授業だけでは得ることの難しい情報やイメージが、実作業の現場を見ることで、数年後の自分の姿を垣間見ることのできた貴重な授業となりました。 本校、高度電気工学科では電気業界を牽引される企業様のお力添えにより、多くの特別授業を設けています。 ご興味を持たれましたら、より詳しい情報をご提供いたしますので、ぜひ、本校オープンキャンパス＆体験入学へご参加下さい。 ＜オープンキャンパス＆体験入学＞ https://www.jec.ac.jp/event/oc/  

▲牧野電設株式会社　牧野様より概要説明	▲電気工事がまさに進行しているフロアの見学

▲電気工事における実作業の内容や工夫の解説	▲見学にご協力頂いた担当者様から直接説明を受ける学生たち